変形性膝関節症と鵞足炎(がそくえん)の痛みが併発しているのをご存知ですか?
鵞足炎は膝関節の下にある、筋肉付く骨の周囲(鵞足)に炎症が起き、膝の内側に痛みが出る病気です。
症状としては「歩くと膝が痛い」「内ももを押すと痛い」などがあります。
歩き方や動き方により内ももの筋肉が硬くなり、筋肉の付着部に引っ張る力が加わります。
また、動き過ぎや負担のかけ過ぎも内ももの筋肉を硬くしてしまいます。
この内ももの筋肉が硬くなったことによる引っ張る力が原因で、鵞足(がそく)部に炎症が起こります。
炎症が起こると痛み物質が出て、周囲の筋肉を硬くしてしまいます。それにより、「痛い→筋肉が硬くなる→痛くなる」という悪循環が起きてしまいます。
まずは、この「痛みの悪循環」から抜け出すために炎症を治していくことが大切になります。
また、変形性膝関節症から起因して鵞足炎になることもあります。変形性膝関節症の炎症により内ももの筋肉が硬くなり「痛みの悪循環」が起きてしますことで、近くの鵞足部に炎症が関節的に起きてしまうケースが見られます。
治療としては、まず鵞足部の炎症を治します。股関節内転筋(内ももの筋肉)のマッサージやストレッチも効果的です。そのため、リハビリが効果的になります。
リハビリでは、股関節内転筋のマッサージやストレッチに加えて、鵞足部の負担を減らすための歩き方や動き方、走り方の練習など、様々な方向から治療していくことが可能です。
変形性膝関節症が原因で鵞足部に炎症が起きている方は、鵞足炎が治った後、膝関節に対する治療が大切になります。
膝関節の治療として当院で患者様から最も喜ばれている治療が「再生医療」とリハビリを組み合わせです。
「再生医療」については上記のリンクから詳しく記載しているページがありますので、ぜひご覧ください。
変形性膝関節症と鵞足炎を併発している場合、
膝の痛みでお悩みの方はぜひ一度当院にいらしてください。